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アメリカの飲食事情

アメリカの飲食事情

これからアメリカの飲食業界に進出するのであれば、まずはアメリカの飲食事情に精通しておきましょう。

なぜニューヨークよりもロサンゼルスなのか?

今のアメリカ飲食の聖地は、
ロサンゼルス

アメリカで飲食店開業を成功させるためには、
まずはロサンゼルスで開業しましょう!

飲食のトレンドは、3段階に分かれます。
弊社は、“今”のアメリカ飲食のトレンドや方向性を捉え、飲食店開業を成功に導きます。

多くの方は、アメリカの飲食の聖地はニューヨークのイメージが強いかと思いますが、実際は10年前からロサンゼルスです。
ロサンゼルスには、アメリカで1番のシェフやレストランが集まっているだけではなく、世界的にも有名なトレンドや創作料理が生まれています。

ロサンゼルスが飲食店開業におすすめな理由

  1. アメリカで一番住みやすい気候であること
  2. 家賃がニューヨークに比べると安いこと
  3. ロサンゼルスにはハリウッドがあるので、宣伝広告の可能性が大きいこと
  4. ロサンゼルスは、新しいことや食べ物にチャレンジするオープンマインドだということ

なぜ日本ではなく、ロサンゼルスで開業する方がいいのか

  1. マーケットや競争相手が日本ほどいないこと
  2. 商品数、単価が倍以上売れること
    (例:東京の人気ラーメン屋平均500杯、単価¥700に対して、ロサンゼルスの人気ラーメン屋平均1,200杯、単価¥2,500の約3倍)
  3. 出店コスト(初期投資)が日本より安いこと
    (例:東京でラーメン屋を開業する場合、3,000万以上のコストに対して、ロサンゼルスでは2,000万弱)
  4. ロサンゼルスは日本食ブームなのに対し、日本食の飲食店が少ない状況だということ
  5. 「日本の飲食店がロサンゼルスに上陸!」と打ち出せば、行列する可能性が非常に高いこと
  6. 本場の本当のものを欲していること

ロサンゼルスとニューヨークの違い

 ロサンゼルスニューヨーク
話し方自分から積極的に行かないフレンドリー
思考カジュアル流行の先端
食事シンプルカジュアル+高級

ロサンゼルスは、ゴージャスよりはシンプルで美味しいものを好む傾向があります。
例えば、同じお店でもニューヨークでは氷を削ってその上に刺身を乗せて提供しているのに対し、ロサンゼルスではシンプルな透明の皿にきれいに刺身を並べて提供しています。
ニューヨークでは料理の単価を高くできますが、物価が高いため、家賃や内装のコストも高く、最終的な損得は簡単には測れません。
とはいえ、街角で売られているホットドッグやピザを買うのが好きなのもニューヨーカーで、それが格好いいと考えています。
ニューヨーカーは昼はカジュアルに済ませ、夜は高級レストランでリッチに食事をするという考えもあり、区分するのが難しいと言えます。

アメリカ飲食のトレンド理論とは

簡単に説明すると、飲食全てに関して3段階に分かれます。

例1:コーヒー

以前はコーヒーを家または喫茶店で飲む習慣でした。
ところが、現在はコーヒーショップやカフェで飲むのが主流になっています。

  1. STARBUCKS COFFEEが出店されて以来、アメリカ全土に広がり、コーヒーショップやカフェは一般的になりました。現在は”普通の“カフェに対して物足りなさを感じ、もっとこだわったものが欲しくなっています。
  2. 豆にこだわったTanner’s Coffeeが出店されました。バリスタなどを置き、これまでのカフェとは異なる“特別な感じ”を打ち出しましたが、現在はTanner’s Coffeeに対しても物足りなさを感じています。
  3. BLUE BOTTLE COFFEEが出店されて以来、現在はBLUE BOTTLE COFFEEが群を抜いて最高なこだわりブランドとして定着しています。

この流れのように“普通”のコーヒーやカフェに対して物足りなさを感じています。
○○の専門店など、その店ならではのこだわりを打ち出すことが大切です。

例2:寿司

  1. Mutual Trading Co.が寿司屋を支援し、アメリカ全土に広げました。しかし現在は、普通の寿司に対して物足りなさを感じています。
  2.  Matsuhisaがビバリーヒルズに寿司屋を開業し、今までにないアーティスティックな創作寿司をおしゃれに提供しました。
  3.  松久信幸さんが俳優・映画監督のRobert De Niroと組んで世界のNOBUと呼ばれるようになりました。SUSHI OF GARIは、今までにない寿司のプレゼンテーションだけではなく、味の組み合わせを開発し、ロサンゼルスでの高級寿司屋になりました。

寿司は日本食でも人気の中の1つですが、以前よりはブームが去っています。
日本食で勝負する場合、一風変わった盛り付けや味付けをすることで他の飲食店との差別化が図れます。

アメリカの飲食店で求められることとは

BANG FOR YOUR BUCK=コストパフォーマンス

BANG FOR YOUR BUCKとは、アメリカ飲食事情を表すホットなキーワードで、日本で言う「コストパフォーマンス」をあらわします。

YELP=日本の食べログ

現在、アメリカ人の9割以上が「YELP」で飲食店を検索し、コメントやランキングを見て、食べに行くお店を決めています。
その中でも一番人気を博しているジャンルが「BANG FOR YOUR BUCK」となります。

コストパフォーマンスが良いお店に人気が集まるのは単純な話ですが、多少は味や雰囲気も重視して飲食店を選びますが、それよりも、アメリカ人は安い値段で食べきれない量が出てくるということにテンションが上がります。

DOGGY BAG=食べきれなかった料理を持ち帰れる

高級レストランよりもコストパフォーマンスがよく、手軽に且つ気軽に食べられる飲食店が人気です。

安くて美味しい+食べきれないほど量が多い

日本では習慣として定着していませんが、アメリカでは食べきれなかった料理を持ち帰ることは、高級車で飲食店に訪れる方や高級な身なりを着飾っている方でも普通のことです。

持ち帰れることで尚更、BANG FOR YOUR BUCKを感じ、幸せな気持ちで家に帰ることができます。

「安くて美味しい」に加え、「食べきれないほど量が多い」飲食店が人気が出ます。
そして、YELPの書き込みによって更にランキングが上になっていきます。

創作料理+専門店

現在、ロサンゼルスでは、カジュアルな空間で手軽な値段で食べられるアジア風の創作料理が求められています。
例えば、石焼ビビンバの上に生ウニとイクラを添えて炙った一品は、日本料理と韓国料理を融合した創作料理となり、大人気になりました。

アメリカ人は日本食についてかなり詳しく、下手すると寿司に関しては日本人よりも舌が肥えています。

アメリカでは寿司ブームが定着して以来、普遍的になっていることもあり、寿司とは別の新しい創作料理ジャンルを求めている感じがします。

アメリカ人の口に合った料理の提供

現在アメリカにある日本料理のお店の大半は、日本に一度も訪れたことがない方が経営しています。
寿司も日本人が握っているわけではありません。

そこで、アメリカ人が本当に求めていることは、

  1. 日本人シェフが作った本当の味が良い
  2. 日本で実際によく食べられている物が良い
  3. カジュアルが物が良い

私たちは、アメリカ人に受ける様々な創作料理の商品アイディアがあります。
これからこの路線に進むのがアメリカでは必要ではないかと感じています。

例えば、外国人にも人気のある「たこ焼き」は、アメリカ人はタコを食べないので馴染みやすいピザ焼き(中にチーズ・ソーセージなどを入れる)にし、見た目や食べ方についてはたこ焼きと同じにします。
このように、アメリカ人の口に合ったメニューに換えることで創作料理になるわけです。

“今”のフードトレンドや方向性

小さめな飲食店の需要が高い

今までは大きければ大きいほど良いとインパクト中心な飲食店が人気でした。
ところが現在のロサンゼルスでは、小さめな飲食店の方が人気です。

小箱だからこその接客

小さめな飲食店は、アットホームでフレンドリーな空間が味わえると高評価です。

経営者としては、リスクヘッジと初期投資が少ないので、お客様も経営者もメリットが得られます。

寿司以外のニーズが高くなっている

アメリカではこれまでの長い間、寿司が流行っていたこともあり、日本食や日本人が料理を作る飲食店に対して、格好いいというイメージを抱かれていました。

しかし最近では、寿司屋が増えてしまった上に日本人が握るお店が少なくなっています。
和食をやれば儲かると知られた今、日本の和食店などで和食のことをしっかりと学んでいない経営者がYouTubeで作り方を学び、店舗を開けているケースが非常に多いです。
そうなれば当然ながら味も落ち、印象も悪くなります。

創作料理と丼物が人気

アメリカでは、寿司屋が多すぎる実態で他の食べ物のニーズが高くなっています。

その中でも、丼物が非常に注目を浴びており、牛丼や天ぷら丼など、アートのようにこだわっているごはんが見た目も美しく、人気です。

また、ポキや魚漬けなども人気が高まっています。

日本風居酒屋が人気

今までロサンゼルスやニューヨークは、日本風居酒屋を開業しても流行りませんでした。
以前に居酒屋を開業した事例がありますが、内装やメニューコンテンツ、オペレーションはかなりのハイレベルだったにも関わらず、当時はアメリカの方にあまり受け入れられませんでした。

理由は、当時のアメリカは大皿をシェアする習慣がなかったことが挙げられます。
これまでアメリカでは、自分が食べたい物を頼んで、1人で食べる習慣がありました。

現在は、シェアするのが主流

最近のアメリカでは、料理をシェアして、みんなで楽しめる空間が受け入れられています。

また、この居酒屋形式が「格好いい」や「トレンド」といったイメージに繋がっています。
実際に日本ではこのスタイルが流行っているということを想像してアメリカ人も楽しんでいます。

ラーメンブーム再来!2段階目に突入

1980年代にある映画をきっかけにラーメンブームが到来しました。
しかし、1995年頃にはラーメンブームも下火になり、日本人をターゲットにしたお店はありましたが、アメリカ全土に浸透するにはほど遠い状態でした。

しかし最近では、ラーメンブームの再来を強く感じており、ロサンゼルスやニューヨークでは、とんこつベース(濃い味)が最も売れています。
ありきたりなラーメンではなく、食材やスープ、麺にこだわりのある一見見たことのない組み合わせが求められます。

現在ロサンゼルスで流行っているラーメン店は、席数が15席程のカジュアルな内装や雰囲気のラーメン店で、1日600杯以上の売上を誇っています。

ラーメン一杯の値段が大体$15(日本円で1500円)で、お酒も一人平均1杯半なので、平均客単価は約$25(日本円で2500円)の驚異の売上を誇ります。

日本人でなくても美味しく作れる!?

私はラーメン店を15店舗程廻りましたが、一度も日本人スタッフを見たことがありません。
メキシコ人の方が多く働いている印象でした。

日本人がいなくても経営が成り立つ理由は、運営システムがしっかりと作られているからです。

メキシコ人は一生懸命働くだけでなく、オペレーションをしっかりと覚えます。
また、味覚も日本人に似ているので、安心して任せられることが言えます。

支払いをクレジット化のみに

日本のラーメン店では、ほとんどのお店が食券販売方式ですが、アメリカは異なります。

一つの大きな違いとして、アメリカはクレジットカード大国のため、券売機があっても現金が使えず、クレジットカードのみの支払いになっています。
クレジット化にすることによって、スタッフがお金を盗む心配もなく、セキュリティー的にも安心な上に店舗コントロールが簡単になってきます。

アメリカもお酒の後は、ラーメンでしめる!

ロサンゼルスでは、お酒の販売が夜中2時までと決まっています。
以前は夜中2時を回ると、ハンバーガーショップやメキシカン料理店に行っていましたが、現在では日本と同様にお酒の後はしめのラーメンが人気です。
バーカウンターでゆっくりとラーメンを食べることが格好いいイメージとなっています。

日本人オーナーが1番甘く見ていること、失敗すること

「美味しいものを出していれば成功する」という考えは、日本では当たり前かもしれませんが、海外では通用しません。

日本人が美味しいと思うものを同じように現地の方々も美味しいと感じるでしょうか。

味・値段・品質が現地の方々とマッチしているかが重要です。現地の方々のニーズに合わせたメニューを考えなければ、成功はありえません。 

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